僕にはいとこが一人いる。年上の女性だから、正確には従姉と書くべきだろうか。
従姉とはいっても、彼女の家はそこそこ近いために割と会う機会は多く、たまに会う姉という感覚だ。
昔から頼りがいのある姉御肌で、僕は子供のころから彼女と遊ぶときには後にくっついていくのが常だった。
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そんな彼女が問題児だったことを知ったのは、成人してからのことだ。
おとなしそうな見た目に反して相当活発だったから、それなりに無茶もしてるんだろうなとは思っていたけれど、そこまでとは思わなかったというのが、話を聞いた時の僕の第一印象だった。
ただ、その時話を聞きながら、期せずして僕は勃起してしまった。
問題児といっても、彼女のそれはヤンキーやチーマーと言ったたぐいのものではなく、性的なものだったのだ。
まあ…勃起だけではすまなかったのだが。
その話をしてくれたのは、ほかならぬ従姉本人だった。
ある冬の日、二人でこたつに入って他愛もない世間話をしていたのが、何がどう間違ったのか、僕がいつまでたっても童貞のままだという話になったのだ。
当時僕はそのことに相当落ち込んでいたから、多分彼女としては、僕にはっぱをかけるつもりだったのかもしれない。
「あんたねえ、そんなに悲観することないわよ。好みなんていろいろだし、一人くらいはあんたのこと好きな子もいるって」
「…でも、付き合える気がしないんだよね。どう考えても」
「まったく…そういう風にうじうじしてるのがいけないのよ。だいたい、世の中いろんな女がいるんだからね」
「いろんな女?」
「んー、まあ、例を挙げたらきりがないけど…。それを言ったら、昔のあたしとか、相当なものだったしね」
「…は?」
「あ、言ってなかったっけ。あたし、昔ひどかったんだよ」
「ひどい…?何が?」
「童貞好きだったの」
「ちょっと待てよ、なにそれ」
「あれ?興味出てきた?」
その僕の童貞丸出しの反応は、彼女の嗜好に久しぶりに火をつけたのかもしれない。
こたつの中で、もぞもぞと彼女の脚の動きを感じたと思ったら、足の裏が僕の股間の上にのせられていた。
「ふーん…」
ニヤニヤしながら、なんどもうなづく従姉。
「ちょっと、何してんだよ…」
僕は従姉の行動に抗議したが、声に力が入っていないのは自分でも分かった。
押し当てられているだけだというのに、従姉の足の裏の圧迫感が異様に気持ちいい。
こたつの温かさが何倍にもなったように感じた。下半身がドンドン火照っていくようだった。
「話のさわりだけでこんなに大きくしちゃうなんて。あんたも男の子だね」
「ふ、ふざけないでくれよ…」
「ごめんね。ふざけるよ。こんなに大きくされちゃ、ふざけないの勿体ないもん」
「…」
「じゃ、せっかくだから昔話でも聞いてよ。ついでに気持ちよくしてあげるからさ」
脚の親指で僕の亀頭をグイグイと刺激しながら、彼女は口を開いた。
以下、その時彼女が僕を足コキしながら話してくれた内容を、できるだけ忠実に再現してみたい。
記憶頼みだからもちろん正確なものではないけれど、雰囲気だけは伝わると思う。
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あの頃あたし、粋がってる童貞っていうのが凄く好きでね。
粋がってるっていうか、強がってるって言った方がいいかも。
あたしだって子供だったから偉そうなことは言えないんだけどね。
ただ、童貞が強がってると、なんか違うのよ。
うまくいえないけど、どこか無理があるの。それが目について、強がったりなんてしない奴より余計に情けないんだよね。
そこまでして強がる必要なんかないのに。童貞かどうか気にする女なんて、ロクな女じゃないんだしさ。
あ、それはあたしもそうか。でも、嫌ってたわけじゃないからまだいいよね。
でね、情けないって言ったけど、あたしはそれが好きだったのよ。
おどおどしてる部分を必死に隠してる感じが、そうねえ、健気っていうか。
そういう健気さを台無しにしてやりたいっていうのが、あたしのその頃の本音だった。
あたしも相当スレてたから。上っ面なんて意味ないって思ってたし。
だから、そういうのを全部はぎ取ってやって、それまでカッコつけてた童貞がだらしない顔でひいひいいうのが凄く楽しかった。
それでね。どうやってたかなんだけど、変に手の込んだことをしたわけじゃないの。
逆ナンしただけ。
そんなんで釣れるのかって思うでしょ?釣れるのよ。入れ食い状態。
性欲がもともとない人もいるって聞くけど、そういう人を別にすれば、童貞ってやっぱりヤりたいんだよね、女の子と。
ただ、このやり方って、童貞っていうのを無理に隠してない感じの子は、あんまり引っかからないの。
逆に、引っかかってくるのはさっきいったカッコつけてるタイプが大半なのよね。
でも、あたしが狙ってるのはそういう子だけだったから、ちょうどよかった。
外側を飾ろうとするのって、結局はそれだけ必死ってことなんだろうね。セックスしたいっていうのが切実っていうか。
そこに付け込んでたんだから、あたしもひどいっていえば相当ひどいんだけどね。
声を掛けたら、後は簡単。ホテルに連れてくだけよ。
家?そんなわけないでしょうが。自分から身バレしてどうすんのよ。お金払ってでも、ホテルのがマシなの。
入れてくれるのかって?入れてくれるよ。制服さえ着てなければ。
あたし、化粧するとケバかったし、だいたい顔もみないホテルも多いしね。
ああ、でも、地域によるかな。
厳しいところもあるんだよね。そういう所だと、風俗で使うような男の人まで断ってたの見たことあるし。それだけ儲かってるのかなって思ってたけど。
お金?あんたも質問好きだよねえ。あんまりやり過ぎない方がいいよ。まあ、お金には困ってなかったから。
あ、一応言っとくけど、カツアゲとかはしてないよ。自分で稼いでた。これくらいで察してよね。
ホテルに入るだけでも緊張するんだろうね。個人差はあるんだけど、フロントでもう顔が青くなってる男の子もいてさ。
なんだけど、顔が青くなってるのに、あそこはすっごく勃起してるんだよね。今のあんたみたいにさ。
ああ、したいんだなあっていうのがありありとわかって、それがあたしにはすごくよくて。
これから、この童貞をどうしてやろっかな、なんて考えちゃうの。部屋、選びながらね。だいたいそういう子って、部屋選ぶような余裕ないから。
それで、フロント抜けるじゃない?
それで一息つくんだろうね。ちょっとだけ男の子たちにも余裕が出てくるの。
格好つけたい連中だから、ちょっと気の利いたことも言おうとしてくる。
さっき、あれだけカッコ悪い所見せてるんだから、今更遅いのにね。
だからさ、黙らせてあげるのよ。
エレベーターの中で、ちょっともたれかかってあげたりすればいいだけ。
こっちがびっくりするくらいあわてちゃうんだよね。おかしいの。
でもね、フロントでもそうなんだけど、慌てようが青くなろうが、アソコだけは全然収まらないんだよね。笑えるでしょ。
それを、手でふわっと包んであげるの。優しくね。まあ、いくら優しくしたって、やってることは痴女そのものなんだけど。
早い子だったら、それだけで射精しちゃった子もいたなあ。いきなり腰ガクガクさせるから、あの時だけは焦っちゃった。
そこまでの子はなかなかいないけど、あの子はよかったなあ。
あ、その後の話ね。早いのは早いんだけど、その代わり意外にエッチが強くてね。びっくりしちゃった。何度でも勃起するから、もう吸い取れるだけ吸い取ってやるわよって気分になっちゃって。
根を上げるまでやったわよ。もちろん。最後はゼイゼイ言っちゃってね。でも、あたしがエッチ自体の気持ちよさだけでイったのって珍しい体験だったな。だいたい、童貞の子の反応見る方が好きだったからね。
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