いとこのお姉さんがこたつの下で脚コキしながら語ってくれた童貞狩りの話(後編)

―――話、戻すね。
そんな感じでエレベーターのなかでも攻めるから、部屋の前についた時には大体の子はもう骨抜きになってる。
おかしいわよ。あれだけ偉そうなこと言ってたのに、もう形無しでさ。
身体がもうクラゲみたいにぐにゃんぐにゃんってなっちゃってるの。
比喩だけど、もしあんたもあれ見たら、絶対そういうから。ぐにゃぐにゃっていうのがほんとピッタリなのよ。

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だから、部屋に入ってもみんなかしこまっちゃってさ。
ひどい子だと、敬語になっちゃってるの。お互いの歳さえ知らないのにさ。

先にお風呂に入るかどうかは、ケースバイケースだったな。
さっき話した、エレベーターで射精しちゃった子の時は入らなかったよ。
汚くないのかって?汚いとは思ったんだけどね。
ただ、パンツ脱がせてみたら、あんまりベトベト過ぎたの。
それで、ちょっとサービス精神出しちゃってね。お掃除してあげた。わかるでしょ?
で、舐めてあげてたら、復活してきちゃって。それでもうお風呂どころじゃないやってなっちゃったのよ。

それで、まあ、お風呂に入るかどうかは別にして、ベッドに行くじゃない?
もちろんいろんな男の子がいたけど、わあって自分からグイグイくるような男の子はいなかったな。
たまたまかもしれないけど、判で押したみたいに、みんな身体をが固くしてた。
我を忘れるような子はあたしの趣味じゃないから、もしたまたまだとしたらすごく運がいいんだけどね。

仕方ないっていうのもあるんだけど、あたしは大体そんな男の子たちに横になってもらうの。
それで大体あたしが上から…っていうのが定番だったな。自分で入れた方が手っ取り早いし。
正常位の方がロマンチックでいいってよく言うけど、恋人でもないからこだわりないしね。
入るのかって?…ああ、あたしが濡れてるかってこと?
濡れるわよ。意外にね。もともと濡れやすい方だとは思うけど、直接刺激されなくても、これからどうしようかなって考えてるだけで、普通に入るくらいまではいける。
びちゃびちゃってところまでは、さすがに直接いじられないと無理だけどね。

それで不満はなかったかって?なかったよ?
だって、前戯なしっていうのは、はじめから織り込み済みだもん。
挿入だってあたし任せな童貞たちだよ?前戯なんてまともにできるわけないじゃない。
できもしないことを無理に期待してやらせるのって、かえって残酷なことだと思うし。
それに、あたしも色々してもらうのは好きだけど、童貞とするときは目的が違うからね。

それでね、跨ってこう…腰を下ろすじゃない?
あたしの方はもう慣れてるから、ち●ちんが入ってくること自体は、よっぽどのモノじゃない限りは大したことない。
なんていうか、こういう言い方すると男の子たちに悪いんだけどね。あー、気持ちいいな、ってくらい。
愛情がないからね。身体の刺激に限っちゃえば、そんなものよ。
よっぽどテクがあるなら別だけど、童貞じゃなくたって、そんな人めったに見たことないしね。
あんたも、変に劣等感持つ必要ないわよ。
でもね、あたしはち●ちんよりも、男の子たちがどう反応するかの方がずっと大事だったから。
もうね、すごいわよ。童貞の初エッチって。
顔の歪み方もそうだけど、反応がすっごいの。
さっき言ったみたいに、だらしない顔でひいひいってなるのは大体共通なんだけど、それ以外にも…
あれ、なんて言えばいいんだろう。ああいうの。ウブ…なんか違うな。あたしも語彙力ないなあ。でも、言葉でどうこう言えるもんじゃないって気もする。

まあ、詳しい反応具合はうまく説明できないんだけど。
とりあえず説明しやすいのは、やっぱり声かな。
もうね、わけわかんないの。これも個人差はあったけど、八割がたの子はもう、わけわかんなくなっちゃうわね。
ま●こ、ま●こって連呼する男の子もいたし。ち●こ、ち●こってパターンもあったな。どっちかっていうとま●この方が多かったかな。
一応単語にはなってるんだけどね。ただそれだけ。ただの単語の羅列で、言葉になってないの。
本人も、もう気持ちいいだけって感じで、パッと思いついたことをそのまま言ってるだけなんだろうね。
ああ、もっとストレートな子も多いよ?気持ちいい、気持ちいいって、最初から最後までそれしか言わないの。

それを顔歪ませて言うんだから、普段の格好つけも形無しよね。
でもね、あたしが見たかったのは、そういう台無しな感じ、それ自体なの。
はじめてだから、あっという間にイっちゃうんだけどね、そこまでの短い時間に、男の子たちが苦しいのか、気持ちいいのか、恥ずかしいのか…
そういう気持ちがぐちゃぐちゃに入りまじるのがね、顔や声でわかるのよ。そうすると、あたしの方がぐっとくるの。
そのたびにさ、あたしの身体一つで、あの人たちがこんなになっちゃうんだって。
そういう時の顔って、やっぱり生身のものじゃない?
あたしがそれを引き出したんだあって思うとね、なんかこう…気持ちよくなってさ。
支配欲って言えばいいのかな。ちょっと違う気もするけど、だいたいそれに近いと思うよ。

だいたいそういう感じが湧いてくるころにはさ、男の子たちももう限界になってるの。顔真っ赤になってる子もいれば、歯を食いしばってる子もいる。
それを見下ろしたら、なおさら実感が膨らんでね。それで、タイミングを合わせて…イっちゃうのよね。
ただ、それだけだとあんまり地味じゃない?
はじめてが味気ないのもかわいそうだから、最後くらいはわざとちょっとした演出してあげてたけどね。手を握ってあげたり、身体を曲げてキスしてあげたり。
でも、あたしにとっては、男の子たちの射精はおまけみたいなものなの。膣の中でビックンビックンしてる感じとかは悪くないけどさ…
あれ?わけわからないって顔してる。そういう顔されるだろうとは思ってたけどね。おかしいでしょ?
でもね、あんただけじゃなくて誰にもわかってもらえないかもしれないけど…当時のあたしは間違いなく、それで気持ちよくなれてたの。
っていうよりね、あんなに気持ちよかったのは、あの時以来、ないなあ。

+++++++++++++++++++++++++++++++++

ひとしきりものすごい勢いで喋り終えると、彼女はふう、といきを一息吐いた。

「それだけの話なんだけどね。こんなわけわかんない女もいるってこと。勉強になった?」
「ああ。従姉さんの頭の中は心底わからなくなったけどね」
「いうわね。でも、だからさ。言いたいのは、あんただって、単に童貞失いたいだけなら簡単なんだってこと。あたしみたいな女に一人出あえば、それで終わりだよ?」
「まあ、そうかもね。ちなみに、従姉さんはもうそういうことはしてないの?」

我ながら自分でもおかしいとは思ったが、つい僕は本音を口にしていた。
何しろ、こたつの中では相変わらず従姉の脚が、パンパンに張り詰めた僕のち●こをグニグニと撫でまわしているのだ。
従姉の話の通り、童貞は早い。足コキの刺激そのものは決して強いものではなかったけれど、それでも話の間中それが続いたわけで、限界だった。
第一、話の内容が内容だ。従姉とは言えあらぬ欲求を抱かずにはいられなかった。
従姉は、親族だという事さえ考えなければ、十分すぎるほど魅力的な女性なのだし。

けれど、従姉はニヤッともう一度笑って言った。

「ダメ。あたしはもうそういうことは卒業したからさ。割といるかもよ、あたしみたいなのは」
「いるかねえ」
「そこはあんたの運ね。でもね…こんな話しといてなんだけど、できるならあんたみたいなのは、ちゃんとした子と付き合った方がいいよ?その方が多分、エッチも気持ちいいし」
「それがみつかるかなんだけどねえ、問題は」
「頑張れとしか言えないな」
「はあ、道のりは遠いわ」
「はいはい、そう言わない。…今日のところは、このまま出させてあげるから、それで我慢しなさいって」
「…出して、いい?もう、出そう…」
「いいよ、一杯…なんだったら、掃除くらいはしてあげようか?」
「いいの…?」
「言っとくけど、本番まではダメだよ。絶対に」
「…わかって、るって…っ」

従姉の脚の動きが少しだけ早くなる。それだけで、僕は限界に達した。僕は、下着の中に精子を放出した。

「…出てるね。ああ、…久しぶりだなあ、このビクビクする感じ」
「それで欲情したりしないの」
「言ってるでしょ。あたしはそういうの卒業したの。さ、立ちなさいよ」
「?」
「あたしをこたつに潜り込ませる気?汗びっしょりになっちゃうでしょ」
「あ、ああ…」
「感謝してよね。ここまでしてあげるだけでも大サービスなんだから」
「…確かに」

従姉は手早くズボンとパンツを脱がせると、股間に口を近づけ、吸った。
ズルズルと精液が吸い取られる派手な音のあと、ぬめりとした従姉の口の中に、僕のち●こは丸ごと飲み込まれた。
結局、本番は最後までさせてくれなかったけれど、彼女の口の中にもう一度発射するところまでは許してくれた。

「じゃあね。つまらないことで落ち込むんじゃないわよ」
「ははは…ここまでしてもらったら落ち込むわけにもいかないでしょ」
「それでよし。じゃ、頑張ってよね」

何事もなかったかのように帰っていく従姉を俺は、何とも言えない気持ちで見つめた。
以降、僕は結局今でも童貞のままだが、あの時の言いつけは守って落ち込まないようにしている。
あの日のことを思い出すと、つくづく従姉の言っていたことが実感として理解できるのだ。
突然ぐっとくる相手に出会うという可能性も、…まあ、今の僕では可能性は限りなく低いとは思うけれど、それでも0じゃない。
それに、万が一この先何もなかったとしてもそれはそれでまあいいかとも思うのだ。
綺麗な従姉にいきなりしゃぶられた奴なんて、そう簡単にいるとは思えないし。
大げさかもしれないが、何気にあの時の経験は、僕の心の秘かな支えになっている。

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