【エロ体験談】クレーム処理の帰りに公園で同期のデパガとSEXした件(前編)

子供の頃、近所の公園が一番の遊び場だったという人は多いんじゃないでしょうか。
公園といっても色々で、ブランコやジャングルジムなどのメジャーなものの他に、一風変わった遊具やベンチが置かれている所も少なくありません。

スポンサードリンク

そんな色々な遊具の中に、家形のベンチというのがあるんですが、ご存知でしょうか。
正式な名前は俺も知らないのですが、文字通り家の形を模した、コンクリート製の屋根付きベンチです。
真横から見ると五角柱をくりぬいたような形になっていて、そのくりぬいた中に差し向いのテーブルとベンチが据え付けられています。
簡素なつくりですが一応家を模しているということもあって、ベンチとは言っても子供がままごとで使う印象の方が強いですね。

さて、何の話をしているのかと思われたでしょうが、ここまでは前置きです。
先日、うちのデパートの同期となりゆきでSEXしたんですよ。
しかも、児童公園の、それも家形ベンチの中という、普通ありえないロケーションで。

その日俺は、同期のE子と一緒に数駅離れた町に出向いていました。
俺もE子も、数ヶ月前に入社した新入社員です。
少し前に、俺たちが所属する売り場でクレームがあり、新人二人がその謝罪に行かされることになったんです。

上司としては、一度くらいクレーム処理を体験しておけというつもりだったようです。
俺たち自身が起こしたクレームではなかったので釈然としませんでしたが、新人教育として考えればその理屈は納得できるものでした。
お客様本人はそれほど激怒しているわけでもないという事だったので、確かに場数を踏むにはピッタリの条件です。

だからそれはいいんですが、本来シフト休みのはずの日にふたりして呼び出されたのには閉口しました。
しかも、社用車も貸してもらえず、真夏日に電車と徒歩で移動するという劣悪な条件。
それでいながら、お客様の家は駅から徒歩20分以上という立地でした。

お客様がその日しかいないという理由で押し切られ、休日を潰して俺とE子は教えられた駅に降り立ちました。

「…どうする?タクシー使う?」
「うーん、でも、多分自腹だよなあ」
「たぶんそうなるよね…歩こうか」

うちの会社は、その辺相当シビアなのです。
そして、日頃から金使いの荒い俺とE子には、財布の中身の余裕はありませんでした。
結局、照りつける太陽の元、トボトボと片道20分の道のりを歩くハメになったのです。
汗ばんだ服でお邪魔するのは失礼という気もしましたが、それ以上に会社にムカついていたこともあって、もういいやという気分でした。
上着を直前で羽織れば、多少はごまかせるでしょう。

炎天下に加えて、目的はクレーム処理ですから、楽しい要素はひとつもありません。
体力的にも精神的にもつらいものでしかありませんでした。

予想通り、さほどいかないうちに身体が汗ばみ始めました。
隣を歩くE子も、白いブラウスがぴったり身体に張り付いています。

「おい、透けてるぞ」
「えっ、下着の線出てる?」
「バッチリな」
「もう、やっぱりスケベだな」
「お互いさまだろ」
「わかってるじゃない」

俺とE子はこの手の話をする程度には仲はよかったので、その点は気楽でした。
というより、少し前に彼女の部屋を訪れた時に行為寸前までいきました。
ふたり揃って、そういうことへの抵抗は薄かったんです。
彼女の服を脱がせようとしたところで知人が遊びに来て断念しましたが。
そんな関係だったので、まだ知り合って大してたっていないにも関わらず、気心は知れていました。
不思議と、付き合おうという話にはまったくならなかったんですが。

何にせよ、一緒に行く相手が彼女だったのがかろうじての救いではありました。
こうやって下ネタ話をしていれば、辛い道中でも気を紛らわすことはできます。
これが上司と一緒だったりしたら、それこそ深刻な顔で延々歩くハメになっていたでしょうから。
ともあれ、往路については、無事歩ききることができたんです。

幸い、お客様への謝罪は滞りなくおわりました。
ところが、問題は帰り道でした。
外に出ると、いつのまにか空に真っ黒い雲が湧きだしていたんです。
もともと少し雲が多いかなとは思っていたんですが。

まずいかなとは思いましたが、そう思ったところで道のりの長さが変わるわけでもありません。その上、クレーム対応が終わって緊張がほぐれたことで疲れがでて、二人ともフラフラでした。途中までは持ちこたえたものの、道のり半ばでとうとうポツリと水滴が落ちてきました。

「傘、持ってる?」
「持ってないよ、あなたは?」
「俺も。まずいなあ」
「雨宿りできるところ、ないかな」

まわりを見回してみましたが、コンビニどころか店の一軒もありません。
それどころか、住宅さえまばらでした。
田園地帯ですから、当然です。
その間にも、雨粒は徐々に大粒になってきます。
このまま進んだところで駅に着く前にずぶぬれになるのは目に見えていました。

もう一度あたりを見回して、俺は道路わきに案内看板が立っているのに気が付きました。
「●●公園100M」と書かれています。
どうやら、曲がって少し行けば公園があるようです。
望み薄だけれど、もしかしたら雨宿りできる設備のひとつくらいはあるかもしれない。

「ダメ元で行ってみるか…」
「そうね」

ふたりで走り出しました。
曲がった道は気がこんもり茂っており、ちょっとした森の様相を呈しています。
昇り道になっているので、公園は高台にあるのかもしれません。
森自体はかなりの規模がありそうでしたが、100Mという以上、それほどの距離があるとは思えません。
少なくとも、最寄り駅まで行く事を考えたら、はるかにマシなはずです。
雨は徐々に強くなってきていましたが、幸いうっそうと茂った木々が、少しは雨の勢いを弱めてくれました。

少し走ったあたりで、前方の視界が開け、公園が現れました。
みたところ、寂れた児童公園といった感じ。
規模も、わざわざ看板を出している割には小さなものです。
もしかしたら、このあたりの森なども全部まとめて公園と呼んでいるのかもしれませんが、初訪問の俺たちには知りようがありませんでした。
既に雨は本降りになりつつあります。

さて、雨宿りできる場所ですが…
見たところ、トイレすらありません。
本当にただの児童公園です。
当てが外れて焦っていると、E子が公園の端っこを指さしました。

「あれ、使えないかな…」
「え…?」

見れば、慎ましやかな公園のさらに端っこに、家型のベンチが建てられていました。
みたところ割とごつめの大きさのようで、ちゃんと屋根もついています。
もちろん雨が完全にしのげるというほどではないでしょうが、それ以外にめぼしい場所はありませんでした。

「はあ、はぁ・・・」

息を切らしながらなんとか家形ベンチに滑り込んだ途端に、土砂降りになりました。

「うわ、ひどい…」

思わず口走ってしまうほどの強烈な雨でした。
残念ながら、ベンチ部分は振り込んだ雨で既に濡れ、座れそうにありません。
それに、いざ入ってみると思った以上に天井が低い。
身体をかがめて何とかと言った感じです。

「あのさ、今更だけど、タクシー呼ぶか?」
「…どうしよう。でもここまで我慢したし、今更呼ぶのシャクじゃない?」
「まあ、俺は別にいいんだけど、E子は大丈夫か?この調子だとかなりキツいぞ」
「どうせ明日も休みだし、いいよ。それにタクシーに乗るまでにぐちゃぐちゃだよ、これじゃあ」

確かに、この雨では少しでも外に出たらあっという間にぬれねずみなのは間違いありません。
それに、疲れていたのでいろいろ頭を回す方が面倒くさくなっていました。
風がほとんどないのが幸いして、中央部にいる分には多少はしのげそうです。
しのげるといっても傘をさすのとあまり変わらない程度でしたが、それだけでもまだマシに思えるくらいの大雨だったんです。

「じゃあ、しばらく雨宿りするか…」

そう言いながら、E子の方を見ました。
往路で見たとき以上に、ブラウスの透け方が露骨になっています。
おしゃれな彼女らしい凝った下着が浮き出ているのがちらりと見えて、俺は少し気分が高揚してくるのを感じました。

ただ、さすがにこんな場所でSEXすることになるとは思いませんでしたが。

スポンサードリンク