官能小説・廃

僕にはいとこが一人いる。年上の女性だから、正確には従姉と書くべきだろうか。 従姉とはいっても、彼女の家はそこそこ近いために割と会う機会は多...

すぐそばにまで近づいても、彼女はアロマポッドに見入ったままだった。 目前に、めくれ上がったワンピースと、健康的な太もも。そして、そこから見え...

その後も、じりじりと時間は過ぎていった。 いくらクリスマスイブのデートが盛り上がるといえ、普通のカップルなら、とっくに眠りについているだろう...

昨年のクリスマスイブ。厳密に言うと、もうとっくに日が変わった深夜のことだ。 俺は都内にある24時間営業の喫茶店で、一人の女と向かいあっていた...

「おい本気かよ、こんなところで」 「気にしなくていいから…入れてよぉ」 ただでさえ狭苦しいラブホテルの、その玄関口だ。 薄暗い照明は、安っぽ...

出会い系を使い始めてかなりになる。

その日の昼食は、どこかしらぎこちないものでした。 B美ちゃんは顔の赤らみこそ収まったものの、すぐに口ごもってしまいます。 僕にしても、何を話...

笑うでもなく、怒るでもなく、恥ずかしがるでもなく。 娘さんの表情は真意が読み取れないものでしたが、少なくとも憎悪といった感情は感じられません...

出会い系アプリでそのシングルマザーを見つけたのは、3年くらい前のことです。 見た感じ、いかにも儚い雰囲気のその女は、僕の好みにピッタリでした...

俺はそんなに体格がいい方じゃない。 だから、不意を突かれてシートの上に押し倒されてしまった。